自分でホームページ作りたい人のガイド:【Web制作は独学可能】

目次

ホームページ制作は独学できます!最短最速で独学した結果の最適解はコレ!

この記事の目的と想定読者について

この記事では、ホームページを誰かに発注するのではなく以下のような読者を想定して解説していきます。

  • フリーランスとしてWeb制作を本業にする人(基礎学習の上で実務レベルのコーディングを目指す人)
  • 自分のホームページを制作したい人(機能・効果を発揮する成果物完成を優先する人)
  • 部分的に発注するかもしれないが、サイト制作を自分で学びたい人(機能・効果・タイパ・コスパ重視する人)

上記3つとも、成し遂げたい自分の目標に合わせた学習プランを立ていく必要があります。X(twitter)やYouTubeで目立つ発信している人を探すとたくさんのWeb制作ロードマップを見つけることができます。よく内容を見てみると、フリーランスとして独立してきた成功事例を発信している方が大半で、どれも「フリーランス独立推奨」に偏っているように感じられると思います。ここでは、上記1、2、3のどれになりたいのかをしっかり見定めましょう。学習コストが大きく変わる為、まず覚悟を決めることが最初にやることです。自分の針路を確認できたら、次へ読み進めてください。

学習ロードマップの概要【3つに分類】

コース①:フリーランスとしてWeb制作を本業にする人(基礎学習の上で実務レベルのコーディングを目指す人)

Web制作で稼いでいく人向けロードマップです。フリーランスとして未経験から実務に入ることに不安を覚える人は、Web制作会社へ転職を目指し、人脈や技術力確保した上でフリーランス独立することで挫折確率を大幅に減らしたリスク管理ができます。このルートがコース①です。このルートの詳細な学習方法やおすすめ教材は別の記事で解説しますので、ここでは概要についての解説までに留め、全体概要掴んでもらうため各ステップを理解してもらうまでを目標とします。

コース①ステップ1:コーディング基礎となるHTML、CSS、JavaScript、WordPressを学ぶ

Web制作の旅を始める第一歩は、基礎となる技術をマスターすることです。ステップ1の必修要件となる4つについて一旦テキストのみで解説します。詳しくは、各教材に沿って学んでいけば誰でも習得できるので、必要なものは学習する覚悟だけです。

HTMLとは?

HTML(Hyper Text Markup Language)とは、ウェブページの骨組みを構築するための基本的な言語です。コンテンツの構造を定義し、テキスト、画像、リンクなどを配置します。HTMLを学ぶことで、ページの基本構造を理解し、情報を効果的に伝える力を身につけていきます。

CSSとは?

CSS(Cascading Style Sheets)とは、ウェブページのデザインとスタイル(ここではフォントや装飾)を管理するための言語です。カラーコントラスト、フォントスタイル、レイアウト、アニメーションなどを制御します。CSSを学び、ページを魅力的で使いやすいものに仕上げるスキルを磨いていきます。

JavaScriptとは?

JavaScriptはウェブページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。ユーザーアクションへの反応、入力フォームの記入漏れチェック、要素に動き(アニメーション)を持たせる、など、ウェブアプリケーションの開発に不可欠です。Web制作で必要となるJavaScriptの基礎を学び、ウェブページにインタラクティブな要素を組み込んでいきます。

WordPressとは?

WordPressは、コンテンツ管理システム(CMS)であり、ウェブサイトやブログを作成し、HTMLやCSSを記述することなく編集できるため非常に人気のあるツールです。運用段階においてはWordPressを使用することで、HTML/CSSを記述しなくても誰でも簡単にウェブサイトを編集でき、追加記述することで魅力的で自由なカスタマイズができるようになります。さまざまなテーマやプラグインが利用可能で、自分のニーズに合わせて機能追加ができます。
WordPressの学習は、HTML/CSS/JavaScriptの学習を終えてから取り組みます。

コース①ステップ②:デザインカンプから実務レベルのサイト構築できるようになる

HTML、CSS、JavaScriptの基本を習得したら、次は実際のウェブサイトを構築するスキルを身につけます。以下は、ステップ2のポイントです。

デザインの基本を見て学ぶ

優れたウェブデザインは、視覚的な魅力と使いやすさを組み合わせたものです。配色、フォント、ユーザーインターフェースの設計についてたくさんのサイトを見て学ぶことで、よくあるデザインの思想を理解できるようになります。学習におすすめな教材はこれです。

1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座

この爆売れしている教材はHTML/CSSやデザインといったWeb制作のコア技術なので、別の記事でも触れていきます。

クライアントの要件を理解

Web制作は発注の目的(発注者の要望)を満たすことが必要です。コミュニケーションスキルを磨き、クライアントのニーズを理解し、それを実現するサイトを構築できるようにしましょう。
私が具体的に使ったものは、別の記事にてご紹介します。

プロジェクト管理

Web制作会社のプロジェクトは役割分担で進むため、日程管理が必要となります。タスクのスケジュール管理、リソースの割り当て、プロジェクトの進行管理がなされます。日程や役割を理解し進めることが求められます。

コース①ステップ3:サーバ・ドメイン取得しWebサイトを公開できるようになる

ウェブサイトの構築が終わったら、次はオンラインに公開する段階です。以下は、ステップ3の要点です。

サーバ契約

Webサイトをオンラインで公開するには、一般的にはレンタルサーバを契約し、そのサーバにファイルをアップロードする必要があります。

ドメイン取得

Webサイトのアドレスとして使用するドメイン名を取得しサーバと紐づけます。ドメイン名はウェブサイト独自で決められるので適切なドメイン名を選んで登録します。

Webサイトの公開

ファイルがサーバにアップロードされ、ドメインが設定されたら、Webサイトを公開できるようになります。世界中の人々にアクセス可能なWebサイトを運営し、成果を実感しましょう。

このステップまで終えることで、基本的なWeb制作のスキルとサイトの公開手順を習得します。

コース②:自分のホームページを制作したい人(機能・効果を発揮する成果物完成を優先する人)

個人事業主・中小企業が事業用ホームページを作るロードマップ【自分のホームページを制作したい人向け】です

コース②ステップ1:HTML、CSSの基礎を学ぶ

Web制作の簡単な基礎を学び、ホームページ制作の基本を習得します。コーダーを目指すわけではないので、JavaScriptやWordPress化するプログラミング部分については、コース②では省略できます。

HTMLとCSSの基本

HTMLとCSSはWebデザインの基盤です。HTMLはコンテンツの構造を、CSSはスタイルやレイアウトを制御します。タグ、セレクタ、プロパティなどの基本的な要素を理解し、HTMLとCSSの使い方を習得します。機能を知っていることで、細かなカスタマイズを理解できるため、ここのステップは飛ばさずに理解に努めましょう。

レスポンシブデザイン

スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスで正しく表示されるレスポンシブデザインの原則を学びます。ユーザーがどのデバイスを使用していても、Webサイトが使いやすいことを確保します。

コース②ステップ2:WordPressノーコードテーマを学ぶ【SWELLおすすめ】

WordPressは、非常に人気のあるウェブサイト構築プラットフォームで、ノーコードテーマを使用することで簡単にカスタマイズできます。中でも2021年以降の最量販【SWELL】は、売れている理由の通り、デザイン性と操作性に優れるため利用しない手はありません。

WordPressの基本

WordPressの使い方やインストール方法、管理画面の概要を学びます。記事やページの作成、メニューのカスタマイズなど、基本的な操作に慣れましょう。

ノーコードテーマ【SWELL】について学ぶ

SWELLは、WordPressをさらに使いやすくするノーコードテーマです。カスタマイズオプションを活用し、自分のウェブサイトに独自のデザインを実現しましょう。SWELLの特徴や設定方法を詳しく学びます。

コース②ステップ3:デザインとコンテンツ作りを学ぶ

Webサイトのデザインとコンテンツは、訪問者に良い印象を与え、情報を伝えるために非常に重要です。

ウェブデザインの原則を学ぶ

カラースキーム、フォントの選択、レイアウトの構築など、Webデザインの基本原則を学びます。魅力的なデザインを作成し、ブランドイメージを反映させます。

コンテンツ戦略

Webサイトの成功には優れたコンテンツが必要です。効果的なコンテンツ戦略を立て、ユーザーに価値のある情報を提供しましょう。SEO最適化の基本も理解し、Webサイトの検索エンジン順位を向上させましょう。

ブログの運営

ブログは読者とのコミュニケーションを強化し、専門知識を共有するための優れた方法です。ブログの書き方、記事のスケジュール管理、読者の参加を促進する方法などを学びます。

コース③:部分的に発注するかもしれないが、サイト制作を自分で学びたい人(機能・効果・タイパ・コスパ重視する人)

ホームページを外注する人向けロードマップ【ホームページで効果を出すために知っておくべきこと】

コース③ステップ1:ホームページ制作ステップについて学ぶ

ホームページ制作プロセスの理解

ホームページ制作の一般的なステップを理解します。発注者と制作者、要件定義、デザイン、開発、テスト、納品の各段階について学びます。

プロジェクトの計画

Webサイトが発注されるプロジェクトが開始される前に、目標と予算を設定し、プロジェクトのスコープを明確に定義します。外注する場合はその選定基準を設定し、適切なWeb開発者やデザイナーと連携する必要があります。

コミュニケーションの重要性

外注先との効果的なコミュニケーションはプロジェクトの成功に不可欠です。要件の確認や進捗報告についてのコミュニケーション進めるといった協力が不可欠です。

プロジェクトの監視と品質管理

プロジェクト進捗をモニタリングし、品質基準を確保するための方法を学びます。納期の遵守と成果物の品質を確保するために、プロジェクトを適切に管理します。

コース③ステップ2:客のためのホームページについて学ぶ

Webサイトが効果的に顧客を引きつけるための要点を学びましょう。

訪問するユーザ層への理解

顧客のニーズと好みを理解し、Webサイトをそれに合わせて構築します。層別した顧客層に対し訴求できる魅力的なコンテンツとデザインを実装する必要があります。

SEO戦略の構築

検索エンジンでWebサイトを上位表示させるためのSEO(Search Engine Optimization)戦略を学びます。キーワードリサーチ、メタデータの最適化、リンク戦略などを学び、Webサイトの可視性を向上させる必要があります。

コンテンツマーケティング

対象ユーザを引き込むための魅力的なコンテンツを作成し、共有する方法を学びます。ブログ投稿、ソーシャルメディア戦略、メールマーケティングなど、コンテンツマーケティングの戦術について探求する必要がでてきます。

アクセス分析と改善

アクセス解析ツールを使用してWebサイトの訪問者数と効果を監視し、必要に応じ改善策を特定します。データに基づいた意思決定を行い、Webサイトの効果の最大化を狙います。

コース③ステップ3:WordPressでの日々の更新や運用保守について学ぶ

ホームページが公開されたら、運用と保守が不可欠です。WordPressを活用して、サイトを最新の状態に保ちましょう。

コンテンツの定期更新

定期的なコンテンツの更新は、ユーザーエンゲージメントと検索エンジン順位向上に貢献します。新しい情報を追加し、古いコンテンツを最新の情報に更新します。

セキュリティ対策

WordPressサイトを安全に保つ方法を学びます。セキュリティプラグインの導入、パスワード管理、バックアップの作成など、セキュリティ対策の基本を実践します。

プラグイン管理

WordPressプラグインは、サイトの機能を拡張するために利用されます。プラグインの選択と管理方法について学び、サイトのパフォーマンスを最適化します。

各ロードマップの学習コンテンツと目安となる学習期間

コース①:素養ある人で2ヶ月~どれだけ時間かけても6か月で終えるべき

私の実績値は、2ヶ月でした。しかしPythonによるプログラミング知識が多少あったため、全くの未経験の場合には3か月から6か月あれば十分に学習を終えられます。
6か月以上かけるべきではなく、学んだことをどんどん忘れてしまうので、最短最速で学習は駆け抜けるようにしましょう!

コース②:素養ある人で2ヶ月~どれだけ時間かけても4か月で終えるべき

HTML/CSS/JavaScriptを記述していくコーダーではなくノーコードツールによる制作を目指していくため、標準的には3か月での学習完了を目指し進めましょう!

コース③:1ヶ月~2ヶ月で十分に学習できます

コーディング部分は外注することになるので、発注者目線での機能要求・運用方法立案がしっかりできることが目的です。実際の運用しながら改善していく部分が多分に含まれるため、1ヶ月程度で実務に入っていくことになるでしょう。

学習で身に付けたことは、アウトプットし定着を図っていく

コース①②③を問わず、インプットとアウトプットを繰り返すことで学びが深まり定着速度が上がります。学んだことをそのままでもよいのでアウトプットし発信する習慣を作りましょう。

ポートフォリオの作成

自分のWeb開発成果物をまとめてポートフォリオとして公開することで、自分のスキル感をアピールできます。

SNSやブログでの発信

Web開発やデザインに関する知識や経験を発信・共有するためSNSやブログを運営が効果的です。SNSで似た環境の人と簡単につながることができ非常に有益です。

ここまでのまとめ

この導入記事を通じ、Web制作において自分がどの学習ルートが適切であるかを探索し、学習効果を発揮する第一歩を踏み出すための道筋を明確にしました。自分自身でホームページを作成したり、外注したりする場合、次のポイントを念頭に置いてください。

1. 目標設定とコミットメント

自己学習の道は挑戦的であり、継続的な努力を要します。また、挫折との隣り合わせでもあります。成功への最初のステップは、具体的な目標を設定し、学習にコミットすることです。継続的な学習スケジュールを作成し、それに従いましょう。

2. 自分に合ったロードマップの選択

このガイドでは、異なるニーズに合わせた3つのロードマップを紹介しました。自分の目標やスキルレベルに合ったロードマップを選び、1歩ずつ着実に進めていく意思が重要です。

3. 学習のサポートを活用

オンラインコース、教材、コミュニティ、学習仲間など、学習のサポートを活用しましょう。他の学習者と情報交換を行い、モチベーションを維持しましょう。学習者が近くにいることで、時にモチベーションが得られます。

4. アウトプットと実践

学んだスキルや知識を実践に活かしましょう。ポートフォリオの構築、ブログの運営、オープンソースプロジェクトへの貢献など、アウトプットを通じて成果を示し、自身の成長を確認しましょう。

自己学習は自己成長への重要な道のりです。目標を達成し、ウェブ制作のスキルを磨いて、新たな機会を探求しましょう。成功への扉が開かれています。今、その第一歩を踏み出す準備は整っています。

さいごに

ここまで読み進めていただくだけでも大変でしたよね。
ポイントとなる学習ステップや教材については別の記事で解説していきますので、チェックしてみてください。
学習ステップを着実に進め、きっとやり遂げられるので、自信を持って進めましょう!

学習が終わり、Web制作者としてあなたと協業できる日を楽しみにしております

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